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7月護摩のお話

7月護摩のお話

今日は本当にすごい暑さです。この暑さの中、よくお参りいただきました。ありがとうございます。

昨夜は月がほぼ満月でとても美しかったですが、今夜も良く見えると思います。
夜はぜひ満月を眺めていただき、心の中に青不動様を思い描いて見て下さい。

皆さん10円玉は丸いと思っていらっしゃいますよね。
ところがこれはものすごく長い長方形でもあるのです。つまり真横から見ると長方形です。
そして10円の価値がある。100円ショップに行くと随分色々なものがあります。
その10分の一の価値ですから、10円でも随分価値があるのです。

つまり10円玉は丸くなく、長方形で、そこそこの価値をもっているということになります。
このような見方もできるのです。

見方は見る人の気持ちでなんとでも変わっていきます。

お釈迦様は八正道を説かれました。
悟りに至るための八つの正しい心の処し方です。
その第一番が正見です。
つまり正しく見ると言うことです。

今我々はマスコミによって作られた情報の中で、同じ様な方向を見させられているのではないでしょうか。

中国の上海万博の海外推進室の日本主席代表の徐てきみんさんが、先週京都を訪問された折、ご縁で私をお訪ね下さいました。

色々なお話を聞き大変ためになりましたが、徐さんがおっしゃるには、日本がサッカーの世界大会でベスト16に残った時、上海の全ての新聞のトップ記事は全部、日本を称える記事だったそうです。
日本のサッカーを称え、日本に見習わなくてはとの論評だったのですが、そのように中国が日本を扱ったことを、日本のどのマスコミも報道していなかったと徐さんは言っていました。

正しく見ること、それは自分の目で、実際に見る事が大切だと思います。そして人やマスコミの論評で判断しないで、自分の考えでしっかりと物事を掴むことですね。

お釈迦さまはしかし、正しく見る。つまり正しくという難しいことをおっしゃています。
これはどういうことかといえば、自分の我欲の目で見るな。自分のためだけのために相手やものごとの対象を捉えるな。慈悲。つまり常に相手にどれだけのことが出来るかを思って、見ることが正見(しょうけん)である。と説かれています。

お不動様に向かって座し、祈るときこのような気持ちを持つことで、ご自身の目標に向かう余裕やヒントが産まれてくると思います。

カテゴリ: 門主のお話 | 2010年07月26日 | No Trackbacks

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