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4月護摩のお話

今日は。すばらしい天気に恵まれて、桜が丁度満開の見ごろです。

明日は将軍塚の、青不動ご開帳記念桜植樹祭が催されますが、晴天の予想で満開の桜をご堪能頂けると思います。雨も無く花冷えが続いていたのが幸いでした。

今日、私はこの満月護摩供と明日の植樹祭のため、比叡山の「御修法」に参勤中のところ下山してきました。

毎年この時期の4月4日から11日まで比叡山延暦寺に篭って、国家安泰、皇室の安寧、世界平和を祈願する特別の大法要があります。京都にある天台宗の門跡寺院のご本尊を順番に修法して行きますが、今年は妙法院門跡の普賢延命法です。平成19年は青蓮院の本尊の熾盛光如来でした。

1日3座、早朝5時起床、6時から、夕方4時半まで、1回1時間から2時間半の密教の修法を勤めます。一心にお勤めをしてきましたので、その功徳を今日は皆様にお分けしたいと思います。

普賢延命法といいますのは、簡単に申せば、長寿、延命を祈願するとともに、様々な災いから逃れることを願います。

その昔、この修法を始めた当時は、今のような高度な医療も発達していませんでした。多くの人は、寿命も短く認知症になる前に様々な病気で死んでしまったと思います。

従って長寿、延命を願う思いは今以上に強い願望であったと思います。現代の我々はあまりにも医療が発達して、自然な死を迎えることが難しくなっていると思います。

その意味では、現代の普賢延命法で祈願することは「元気で長生き」をすることであると思います。単なる延命が個人の尊厳にふさわしいのか。昔この修法を修した時のほうが人間として幸せだったかもしれません。

当時は、死への恐怖、生への執着は、現代よりもっともっと切実なものであったと思います。

一心にお勤めしていて改めて考えさせられてしまいました。

今日、私が叡山で、天台座主により門跡や大寺の住職と一緒に一心に祈願してきましたことを皆様にお分かちしたい、それは「元気で長生きする」ことです。

修法の中では、長い長い呪文を、お唱えします。これも回数が多いほど良いので、早く唱えることは大変です。今お教えしますので、一緒にお唱えして「元気で長生きする」ことを念じましょう。

思うことは、念じることは、必ず実行に繋がります。「元気に長生きする」ために自分にとって大切なことは何かと、自然に考えることに繋がります。

例えば足腰の老化を少しでも食い止める。腰が一番
大切です。

今晩の満月はすばらしい。「元気に長生きする」と思いながら見てください。

門主 慈晃 拝。

カテゴリ: 門主のお話 | 2009年04月09日 | No Trackbacks

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