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7月護摩のお話

今日は。暑い中をお参りいただきましてありがとうございました。座っていても汗が滲みでてきますね。

この秋の9月18日から12月20日までの、青不動さまのご開帳について、準備を進めております。
14日には、報道関係に事前にお披露目し、記者発表をいたします。
16日にご来賓をお招きして、開闢法要を厳修いたします。熾盛光法という天台密教の秘法を厳修しますが、天台声明(お経に節をつけて唄う)によるもので、厳かにして奥深い法要です。
17日には期間中、夜間に行うライトアップの報道関係に対する事前公開を予定しております。
今回のご開帳にともない、特別にデザインされたところがありますのでどうぞご期待ください。

今日のお話は、先日 6月30日付けの京都新聞の朝刊一面に報道されたことについてです。

ご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。京都新聞以外の新聞で見られた方もあるかも知れません。
『脳波で電動車いす操縦 』という見出しで、
「右、左、前」と念じるだけで、電動車いすが瞬時に
向きを変える。利用者の脳波をとらえ、文字通り「思いのまま」の操縦を可能にするシステムを、理化学研究所やトヨタ自動車などが共同で設立した研究組織「理研BSI−トヨタ連携センター」が開発し、29日、文部科学省で実演を交えて発表した。
 
 従来は数秒かかっていた脳波の解析を8分の1秒に短縮、ほぼリヤルタイムで車いすを動かせるようにした。お年寄りや介護の必要な人の活動支援につながる技術として期待されるが、脳波の個人差への対応が難しいなど、実用化にはまだ課題が残っているという。
 と報じられました。

私は、非常に興味深くこの記事を読みました。

人の思いが、心や頭のの中にあるだけでなく、周囲に及ぼされるということ。

私はこれは宗教的なものに通じるものと思いました。

仏教はお釈迦様が悟りを開かれ数多くの高僧によって、伝えられ教えが高度に発展して今に伝えられています。

仏教の教えは、修行や、瞑想によって深められ体感、体得されてきた訳です。

理屈や理論で解明されていない、信じ難いことや、奇跡的な現象もあるかもしれませんが、信仰として信じ、伝えられてきました。

その不思議の一つ一つが科学によって、少しづつ解明され、説明がつけられていくのではないでしょうか。

宗教で体験、体感することが、科学があとから実証していく。

脳波をセンサーが感知して、動力のモーターに伝える。

今は科学がコントロールできたのは脳波だけですが、人間の感情や、徳といった高度な精神世界や、人間に7箇所ある、神経叢、の働きをもっと科学が明らかにするとき、宗教と高度な科学理論の目指す先が一致してくるのではないかと思います。

高度な理論物理学と唯識などもすでに似ているところがあるように思います。

お不動さまと一体になって、不動明王を感得する。これは密教がめざしていることです。

つまり一体となると強く思うことで、それが実現できるということです。
そして一体となることで、不動明王のお力をいただくことができる。

不動明王の慈悲の力をいただく。

いつもお話しているように、この慈悲の力とは、自分だけのためでなく、人のために尽くす力ということです。

その上で、ご自身の思いをこめて、その思いを深く強めて、成就を目指しましょう。

慈晃 拝。

カテゴリ: 門主のお話 | 2009年07月07日 | No Trackbacks

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